クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
スポーティなトップスに、ヨガパンツ。
そして、ソックスを上から履いて、
キャップを被ればジョギングスタイルの完成だ。
そうして、早朝のジョギングで身体を動かして、気分もスッキリしたところで、純平の寝ている家に帰った。
「麗!!」
すると、純平が起きていて、血相を変えて玄関まで走って来るではないか。
そしてそのまま勢いよく私をキツく抱きしめてきた。
なんだ!?
「何かあったの?」
すると純平は思い詰めたように
「お前だろ。何かあるの」
そう言って、私の様子がおかしかった事の理由を聞いてきた。
気付かれてたの、、⁇
こうなったら、今が聞く時だ。
そう思って、話そうとするも
涙が出てきてしまった。
泣き虫!!
泣いてる場合じゃないでしょ!!
なんとか必死に、不安になっていた事を話した。
純平は、
「浮気は、誓ってない。」
とハッキリ否定した。
そして、純平は急にスウェットのままキーを持って私を強引に車に乗せ、どこかへ走り出した。