クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
するとそこには、
以前、ハネムーンでヴィラに泊まった時の様なテイストのコンテンポラリーな中に自然素材が融合された、それはそれは私好みの素敵な空間が広がっていた。
この人、、、本当に。
どこまでサプライズ好きなのよ!!
嬉しくてブワッと目に涙が溜まる。
そして、このテイストに急遽変更した為に、塁と頻繁に連絡をとっていたと純平は言った。
そういう事か。
それじゃ、私の前で電話できないわけだ。
そうして、家中を見て回る。
どこもかしこも、かわいい!!
オシャレ!!
グレージュの大きな大きなソファーに座った。足元は木材になっていてめちゃくちゃ好みだった。
「純平もすわろー!!」
そう言って、私の隣をポンポン叩く。
純平は安心した顔を見せた後、
私の隣りにドカッと座った。