クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜



「はー。今日、ここを見せようと思ってた。
なのに起きたら、麗がいなくて
かなり焦った。」


そう言って天井を仰ぎ、目元に腕を置く。

純平は続けた。


「それから、、、その、、
仕事帰りのシャワーの件」


そうだった。まだ、容疑は残ってた!!

「そう!それ!!何でだったの!?」


「ジムに行ってたんだよ。
それで、汗くさいからシャワー浴びて帰ってきてた。」


「は?ジム?何でわざわざ隠すの?」


「お前、飯うま過ぎんだよ。
ついつい食べ過ぎる。

俺、お前と違って、動かないと太るから、、、」


「ん?あ、ありがと?」


え?どゆこと?


「だから、、、その、、、
カッコ悪いと思って。
何もしなくても、体型維持してると思われたくて、カッコつけて黙ってた。
ダサいな俺。」


何それー!!
この大型犬は、何を言ってるんだ!?


「そ、それは、、
努力してる事を、、、
私には知られたくなかった的な?」


「まぁ。そうなるな」
< 130 / 148 >

この作品をシェア

pagetop