クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
「はー。今日、ここを見せようと思ってた。
なのに起きたら、麗がいなくて
かなり焦った。」
そう言って天井を仰ぎ、目元に腕を置く。
純平は続けた。
「それから、、、その、、
仕事帰りのシャワーの件」
そうだった。まだ、容疑は残ってた!!
「そう!それ!!何でだったの!?」
「ジムに行ってたんだよ。
それで、汗くさいからシャワー浴びて帰ってきてた。」
「は?ジム?何でわざわざ隠すの?」
「お前、飯うま過ぎんだよ。
ついつい食べ過ぎる。
俺、お前と違って、動かないと太るから、、、」
「ん?あ、ありがと?」
え?どゆこと?
「だから、、、その、、、
カッコ悪いと思って。
何もしなくても、体型維持してると思われたくて、カッコつけて黙ってた。
ダサいな俺。」
何それー!!
この大型犬は、何を言ってるんだ!?
「そ、それは、、
努力してる事を、、、
私には知られたくなかった的な?」
「まぁ。そうなるな」