クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
「見せろ!!」
そう言って、麗が持つ棒をぶんどった。
そこには、しっかりと二本線が入っていた。
「麗!!!!」
俺は思わず、便座に座る麗を抱きしめた。
「純平ーーー!!
赤ちゃん、出来たー!!嬉しいー!!」
麗が大声で泣き出す。
「ああ!!出来たな!!俺たちの子だ!!やったな!!」
ハネムーンからは、避妊はやめた。
何年もかかる夫婦もいる中で、半年足らずで俺達の赤ん坊は麗のお腹にやってきた。
それがこんなに、嬉しいとは思わなかった。