クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
「ありがとう。麗。本当に。」
声を震わせ、そう言って
泣いてる麗を立たせて
本当に拭いてやって
服を着させた。
「ちょっと!!
笑い、堪えてるでしょ!!
それ!
感動して震えてるヤツじゃないでしょ!!」
ヤバい。バレた。
「いや。悪い。ごめんて。
感動はもちろんしてる。
本当だ。まじで。誓って。本当に。
でも、笑うだろコレは。」
ククククッ
「だよね」
そう言って、麗も爆笑し始めた。