クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
「痛い!!純平!!」
お腹はガチガチだ。
10分間隔になり、今は純平の運転で病院に向かっている。
「大丈夫か!?もうすぐだ!!」
純平の声がデカい。珍しく。
自分でも思ったのか、
言った後笑ってるし。
「ちょ!!声デカいって!!」
笑う。本当に、やめて。
「おいおい。笑うなよ。余裕だな」
「余裕なんてないっての!!
いたっ、、、!!」
「ごめんごめん。もうすぐだからな。
頑張れな。痛そうだ」
そう言って、背中をさする。
ギャーギャー騒ぐ私を他所に、
手を握りながら
純平はスムーズに運転してくれて
あっという間に病院についた。