クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
思わず顔を背ける。
「麗。俺を見ろ」
そしてまた、純平が入ってくる。
「目を、離すな」
無我夢中で、抱き合った。
唇が腫れるほどキスをした。
声が枯れるほど、熱く。強く。
何度も何度も。
痛いくらい、突き上げられる刺激も、それすら愛しい痛みとなり、もっともっとと、せがむ。
純平も、チャペルで抱きつぶすと宣言した通り、一切容赦なく責め立ててくる。
何度も気絶する私を起こし、口移しで水を飲ませる。
そして、また抱かれる。
本当に、壊しにかかってきているような獰猛さが見えた。
そんな狂気すらも、愛おしいと思った。
このまま、本当にどうにかなってしまっても、幸せだと感じる程に、力の限り、愛し合った。