クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
だから俺は、モデルなんてさらさら興味無かったが、
"俺達は夫婦だ"
と世の中に知らしめてやる。
そう思ったのだった。
若干、さすがに強引すぎたか?
心配になって、麗を見る。
するとなんと、俺の予想に反し、大きな瞳をランランと輝かせていた。
「楽しみすぎるんだけど!!
結が作ったウエディングドレスを全部着れるの!?
しかも、純平となんでしょ!?
嬉しい!!」
そうだった。こいつはこういう奴だった。
「でも、純平が引き受けるなんて意外だね!!」
麗は意外と痛いところを突いてきた。
「ああ。まぁ。お前の姉貴のお願いだし、それは義兄としてはだな、断れないだろ」
適当な事を言ってみる。