クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
「だいたいね、純平は私と結婚したの。
黙って聞いてれば、私の夫を、目の前で口説くなんて、頭おかしいんじゃないの⁈
そんな女に、純平がどうこうなるわけない。
純平は、そんな男じゃないわよ!!
バカにしないで!!
私は、純平を信じてるわ」
麗が、肩を上下に揺らして息巻いている。
すかさず俺は麗のそばまで駆け寄った。
アデルとはいえ、俺の麗を傷つける事は許さない。
「おい。アデル。お前、麗に何をした」
思ったより低い声がでた。
アデルは俺の声に驚いて、肩を上げる。
「ジュンペイ。私、、、
あんまり、麗がおしとやかで、かわいいからちょっとイタズラしちゃおうと思って、、、」
そう言って、事の流れを俺に説明した。