クールな御曹司は強気な彼女を逃さない〜続編〜
「また、いつでも遊びにきなさい」
「うん。それじゃ!!」
そう言って、見送られて、また3人で帰る。
3人で。
「おい。」
「何だよ。」
「だから、何だよじゃない。何で帰りもお前いんだよ。しかも、また隣か?手でも繋ぐか?」
そう言って、手を差しだし、純平は笑っている。
「やめろ。気持ちわりーな」
塁も楽しそうだ。
「無事に挨拶済んで良かったね!!」
「ああ。お前ら家族、みんな陽気で楽しかった。
立派な家だったな。会わせてくれてありがとな」
そう言って、フッと笑った。
「麗。言ってなかったんだが、、」
「え、なに⁈」
「俺の両親もなかなかだから、覚悟だけしとけ」
「えーーーー!?塁もくる⁇」
「行くわけねーだろ!バカか。」
「るーいー!!」
後ろから首を掴んで揺さぶる。
「おい!麗!やめろ!!苦しい!」
「おい。何やってんだ」
「純平ーーーーー!!」
「声。でかい」
ギャーギャー騒ぎながら、東京へと帰った。