手の届かない、桜の木の下の君へ



「ひっろ、」

久しぶりにでた外の世界はもう人が目まぐるしく動いていて

いつものんびりと時間がすぎる病院とのギャップに改めてびっくりする。

あらかじめ決めていたお店を見て回り、気に入った雑貨や洋服を買う

最後におじいちゃん先生とお店に来たときには

パステルカラーのものがすっごく流行っていたのに

今はもうニュアンスカラー?って色が流行ってて時間の流れを実感しちゃった



お昼には、かわいいカフェに入って、同世代の子が食べていそうなおしゃれなランチを食べた

ほんとに食べてるかどうかはわかんないけど。笑

あと、きっとそわそわ心配しているであろう先生に

ちゃんとご飯食べてるよのメールを送ってあげる



(おいしそうじゃん)

(おいしいよー、JKって感じ)

(そうだな。笑
 楽しんでね)

(はーい)



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