手の届かない、桜の木の下の君へ
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翌日起きてみると最近感じていなかった体の重さを感じて
ベッドでごろごろしていた
コンコン
「おはよう、大丈夫か?」
「ん一、」
「熱はないね、だるい感じ?」
「うん、そう」
「検査の疲れだと思うから今日は念のため学校休もうか
午後から屋内なら動いていいよ、」
「はーい」
2時間位寝てたらすっかり良くなって、中庭に行こうと部屋を出た