この結婚には愛しかない
クリスマスプレゼントは何がいいかという話になって、先週の休みに一緒にショッピングに行って一緒に選んだものをお互いにプレゼントした。
それなのに...
「すみません。私ばっかりたくさんいただいてしまって」
『愛する妻へのプレゼントは、いくつあげても足りないよ』
「伊織さん...あの、大好きです。昨日もあんなに好きだったのに今日は昨日よりもっと大好きです。明日は今日よりもっともっと大好きです」
『ははっ俺もだよ。いつもありがとう。愛してるよ』
「人に聞かれませんか?大丈夫ですか?」
『ん?誰に聞かれても構わないよ』
「伊織さん...そんなところも愛してます」
電話を切る前、元部下のSU社社長とはお互い立場が変わったこともあり、わだかまりが解け腹を割って話せたよと教えてくれた。今から飲むのが楽しみだとも。
その夜、もうひとつとびきり嬉しいことがあった。
湊さんにプロポーズされたと、佐和から報告の電話をもらった。
自分の事のように嬉しくて。嬉しいが重なりすぎて、興奮してしばらく寝付けなかった。
大きなベッドに一人寝だったけど、全然寂しくなかった。
いつもの伊織さん側で、伊織さんの枕を抱いて寝たけど。
それなのに...
「すみません。私ばっかりたくさんいただいてしまって」
『愛する妻へのプレゼントは、いくつあげても足りないよ』
「伊織さん...あの、大好きです。昨日もあんなに好きだったのに今日は昨日よりもっと大好きです。明日は今日よりもっともっと大好きです」
『ははっ俺もだよ。いつもありがとう。愛してるよ』
「人に聞かれませんか?大丈夫ですか?」
『ん?誰に聞かれても構わないよ』
「伊織さん...そんなところも愛してます」
電話を切る前、元部下のSU社社長とはお互い立場が変わったこともあり、わだかまりが解け腹を割って話せたよと教えてくれた。今から飲むのが楽しみだとも。
その夜、もうひとつとびきり嬉しいことがあった。
湊さんにプロポーズされたと、佐和から報告の電話をもらった。
自分の事のように嬉しくて。嬉しいが重なりすぎて、興奮してしばらく寝付けなかった。
大きなベッドに一人寝だったけど、全然寂しくなかった。
いつもの伊織さん側で、伊織さんの枕を抱いて寝たけど。