Heart magic
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「こんちは、叶葉さんですよね?姉貴の後輩の。」


「……っ!!」


星瀬浜近くのカフェで、執筆してたらいきなり声をかけてきたのだ。



今日もあのときと同じようにおしゃれな格好をしていたし、クールな声にも聞き覚えがあった。



「えっ…と、本那桜也…くん、だよね?」


心臓が驚きでバックンバックン言っている。



まさか、一回会って自己紹介しただけのしかも、自分の姉の後輩に声をかけてくるなんて……。


というか、覚えてたんだ……私なんて忘れかけていたのに。


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