Heart magic




「……葉宮夜叶って私なんだ。葉宮夜叶は、本名の夜宮叶葉のアナグラム。」



「……、へぇ。なるほどね、そういうことか。」


「……えっ?」



本当のことを告げるのに心臓がドキドキいったが、予想外の反応をされて拍子抜けしてしまう。



驚いた表情を見せるわけでも声色が変わるわけでもない。

おまけに、よくわからないがなにかに納得されてしまってるし。



……ほんと、何を考えているんだか。




< 18 / 50 >

この作品をシェア

pagetop