Heart magic
「びっくりした……。いきなり来られると、まじ怖いんだけど。」
さすがに集中していたこっちの身にもなって欲しい。
本当に、心臓止まるかと思った。
「普通に来ただけなんですけどね。」
「…そう?さすがに普通なら、人の席にいきなり座って来ないと思うけどね。」
少し嫌味っぽく告げてみる。
これだけ驚かせられたんだから……、これぐらいの反撃はさせてほしい。
なんて、思って桜也くんの姿を捉えた瞬間___