Heart magic
❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅❅


「…さすがに、俺をこき使い過ぎな気ぃすんだけど。」

明らかに分かるくらい呆れた声をしている桜也。




「暇なんでしょ?いいじゃん!」


私はふふっと笑いながら答える。

今日は元からテンションが高いのだ。



「はーあ、話になんねーや。」

桜也は諦めたように私の後をついてきた。





あれから私たちは、連絡先を交換して1週間に1度くらい会うようになった。


って言ってもするのは、雑談か、私が小説書いて桜也が向かいに座ってるアドバイスをくれたりするだけ。


でも、そんな時間がすごく心地よかった。



しかし、今日は取材と題して遊園地に遊びに来ている。



< 24 / 50 >

この作品をシェア

pagetop