Heart magic


「姉貴にもよく言われる。あと、幼馴染にも。まぁ幼馴染は呆れて受け止めてくれる方が多いか。」


そう言った彼は、見たことないくらい優しい顔をしていた。




「……っ、……へぇ。」


何気なく放たれた言葉に胸がズキッとする。


夢の世界から一気に現実に突き落とされたみたいだ。





……わかってる。私が…、邪魔しちゃいけないことくらい。



そして……、あいつのことくらい…っ。






つらい気持ちをパーク内の明るいBGMを聞いてなんとか紛らわした。



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