冴えないモブ先生の正体はS級王子様!?
いくら私を溺愛してたって、
単位は本当に落とされそうだったし、これ以上欠席するわけにはいかなかった。
なんとか教室に戻って席に着く。
「リリ、遅かったね」
「あ、ごめっ…ん…凛子…」
「どした?体調悪い?」
「ううん!平気!」
チャイムが鳴って、凛子が自分の席に戻った。
正直、バレちゃうと思ったからほっとした。
すぐに水瀬先生が教室に入ってきて、私を見て、くちだけでニヤッと笑った気がした。
相変わらず教科書と黒板に向き合う先生。
相変わらず授業なんて聞いてない生徒達。
ひとり、ジッと席に座って熱い体と疼きに堪える私。
お願いっ…早く終わって…。
早く…早く…
触って欲しい………。
単位は本当に落とされそうだったし、これ以上欠席するわけにはいかなかった。
なんとか教室に戻って席に着く。
「リリ、遅かったね」
「あ、ごめっ…ん…凛子…」
「どした?体調悪い?」
「ううん!平気!」
チャイムが鳴って、凛子が自分の席に戻った。
正直、バレちゃうと思ったからほっとした。
すぐに水瀬先生が教室に入ってきて、私を見て、くちだけでニヤッと笑った気がした。
相変わらず教科書と黒板に向き合う先生。
相変わらず授業なんて聞いてない生徒達。
ひとり、ジッと席に座って熱い体と疼きに堪える私。
お願いっ…早く終わって…。
早く…早く…
触って欲しい………。