冴えないモブ先生の正体はS級王子様!?
後頭部に回された大きい手の平でグッと顔を引き寄せられた。

「ンッ…!」

くちびるを離して一瞬私を見たモブセンの口角がニッときれいな弧をえがく。

誰…これ…。

体をひょいって持ち上げられて、長机に押し倒された。
角度を変えながら何度も何度もくちづけを交わされる。

「ンァッ…」

口内でモブセンのやわらかい舌が私の舌と絡み合う。
唾液の音が混ざり合って脳がシビれる感覚。

「ゃ…ン…」

耳の穴に舌を入れられて、背筋にゾクゾクって電流が走ったみたいだった。

「みなっ…せ…せん…なんで…」

「お仕置き」

セーラー服を上まであげられて、手は腰に回されて、直接肌を触られてしまっている。
鎖骨、胸の谷間とキスをされて…突起に…。

「ヤ…!ヤダァ!」

「大嫌いなモブセンによがってんなよ」

「そんなわけ…!」

「まーた嘘ついた」

手が…だいじなとこに…。

「ァ…アァ…」

「えろ。濡れすぎ。でも…なんだ、あんだけ煽っといてお前、処女なの?」
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