ひとりごと

感性

好きな色を見て綺麗だと思わない。
可愛いともかっこいいとも思わない。

でも、食べてしまいたいとは思う。

絵の具で私の好きな色を作る。
あぁ、食べてしまいたいほどステキな色。

こんなこと周りに言ったら引かれてしまう。

もし、私が私の息の根を止めるのなら
沢山あの色を食べさせて。

最初で最後の
私だけの晩餐会。




集合写真に私が写っていると残念に思う。
私がいなければ完璧なのに。

私は今この写真を見ているのだから
写真の中に私がいてはならない。

昨日の私も今の私も同じ私だから。
いなければ完璧なのに。
いなければそれが集合写真として完成されるのに。

同じ時代の私が私を見るというのは
どうしてこんなにも受け入れられないのだろうか。

それを言ったところで
理解して貰えないのは考えなくてもわかること。

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