半径3cm未満に(2)


「先生は、私の担任じゃないのに真剣に私のことを解決しようとしてくれた…。」

「だって、日向のこと気になってたから。」

先生はそう言って私を抱きしめて唇を重ねる。

「ふうん…んっ、んんん…」

身体が密着して、先生の心臓の音が私の胸に伝わる。

「んっ…んん…。」

あ、ああ、やばい…。

これは私…死ぬぞ。

そう思った瞬間、私は夢の世界へ行ってしまった。
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