邪魔したくないから




びっくりして大きなお目目がさらに大きくなってる桃ちゃん。



「桃ちゃん!!知ってるの??」



「知ってるも何も、学年1モテるで、有名なんだよ」


「へぇ、俺そうなってるんだ」



「でも、チャラいのがたまにキズなのよ」



渋い顔で言う桃ちゃんに、苦い顔をする上兼くん。



「まぁいいよ。俺今日生活指導だったから、帰る人いないんだよねぇ〜」



「……じゃあ3人で帰りますか、?」



「お!紗良ちゃん話がわかるー」
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