【完】クズな彼の危険すぎる偏愛から逃げられない
「どうしたら藍先輩みたいになれますか!」
「実は流星くん、藍先輩に憧れてて」
「俺に? あはは、絶望的に見る目がないね、キミ」
「ええ! なんでですか!」
瑛麻ちゃんと流星くんと話している間にも、藍くんの足が、ふくらはぎからつーっと上へ移動してくる。
机の下のいじわるを、瑛麻ちゃんたちにばれるわけにはいかない。
わたしはもう、漏れそうになる声をこらえるのに必死だ。
足の先から痺れが走ってきて、それは快感に変わってしまいそうで。
こんなところで反応したりなんて、絶対できないのに。
スカートの裾がめくれ、太もものつけ根に滑らされていく。
「でも中町ちゃんと藍先輩って仲いいんですね」