The previous night of the world revolution~F.D.~
…そのメールが届いた、翌日。





俺とルルシーは、帝都の高級ホテル…勿論、『青薔薇連合会』系列…の、会議室にいた。

昨日届いたメールの真偽を確かめる為である。

先方は、既に会議室で待っていた。

俺達の姿を見るなり、彼は立ち上がって俺に挨拶した。

「…わざわざ来てもらって悪かったな。…ルレイア・ティシェリー」

「いいえ。あなたからのお呼び出しと聞いたら、無視する訳にはいきませんからね」

今日、俺とルルシーをここに呼んだのは。

『青薔薇連合会』に武器弾薬を供給してくれる武器商人。

地下組織『オプスキュリテ』の頭目、ジュリスさんである。

いつもお世話になってますね。





< 20 / 522 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop