The previous night of the world revolution~F.D.~
第二部4章
ーーーーー…ルレイアを庇ったことで、ブロテが帝国騎士団に呼び出されてから、数日後。



俺とルレイアは、帝国自警団本部で匿われながら、日々を過ごしていた。

…この機会に、俺はやりたいことがあったというのに。

「それでですねー、ルルシー。その男が『俺はタチ専門だからw』って生意気言ってたので、ベッドに押し倒してピーーをピーーをして、たっぷりとピーーをしてあげたら、ピーーがピーーでピーーになりまして」

ルレイアは、放送禁止用語をぺらぺらと、俺の目の前で楽しそうに喋っていた。

「で、最終的にはピーーがピーーになって、息も絶え絶えに泣いてピーーが、」

「やめろ」

部屋の中の空気を、勝手にR18にするな。

隙あらばそういう話ばっかしやがる。

これもうテロだろ。

「良いかルレイア、俺は忙しいんだ。お前と違ってな」

「え、何してるんですか?ルルシー」

「いや、それはだから…」

と、ルレイアに説明しかけたその時。

「失礼。入るね」

帝国自警団団長のブロテが、部屋の中に入ってきた。




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