The previous night of the world revolution~F.D.~
…そんな感じで、なんやかんやとあったが。

結婚式、無事に終了。

いやぁ、長かった。

「よーし、終わった終わった。帰ろっかー」

スナイパーライフルをケースに収めるアリューシャ。

ルリシヤとルーチェスも、双眼鏡と望遠鏡を片付けた。

「元気出してね、ルルシー…。ルレイアが帰ってきたら、盛大にルルシーとルレイアの結婚式を開きましょうね」

「うん…。ありがとうな、シュノ…」

…もう突っ込む気力も失せたよ。

「さぁ、『青薔薇連合会』本部に帰ろうか」

「で、ルレ公達はこの後どーすんの?貴族様の家に行くのか?」

カミーリア家だな。婿入り先。

「そうなるだろうな。…新婚旅行から帰ってきたら、の話だが」

「し…新婚旅行、だと…!?」

…また不穏なワードが出てきたぞ。

あいつら、これからハネムーンにでかけると言うのか。

早速、結婚生活を満喫してやがるな。
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