お守りします




何故か彼はどれだけ嫌がっても私に仕えようとするのに、父には仕えようとせず守ろうともしなかった。



私と同じように父に反抗していたようなもので、私が出ていくと騒いだ時に、私を止めようとした執事の中に雅がいなかったことが、父の最後の我慢だったみたい。




私と同じように追放された。



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