社内捜査は秘密と恋の二人三脚
重みで勝手に閉まるドアと勘違いしている人がいるが、このドアは押してきちんと閉めないとロックがかからない。途中で離すとこういうふうになるのだ。
ということは、ここのことをあまり知らない人が中にいるという証拠なのだ。新人さんかな?それにしては時間が遅いし、誰だろう?警戒して静かにドアを開けた。
中からこそこそと話す声がする。え?何?
電気も付いてない。でも非常灯のようなものがあって歩くことは出来る。
これは入らない方がいいかもと第六感がピピッときた。
私は荷物を外に置いたまま、ドアを閉めようとしたらはっきりした声が聞こえた。
「いや、まずいよ。これを全部捨てて何かあったときに俺らのせいにされたら困る。一応、部長印があるやつだけ取っておこうぜ」
「前回の契約も他より五千万以上は余計な経費で計上してる。関係する請求書と領収書はどれだ?部長は気付いてないらしいから、とりあえず探してそれだけここに入れて隠しておこう」
ということは、ここのことをあまり知らない人が中にいるという証拠なのだ。新人さんかな?それにしては時間が遅いし、誰だろう?警戒して静かにドアを開けた。
中からこそこそと話す声がする。え?何?
電気も付いてない。でも非常灯のようなものがあって歩くことは出来る。
これは入らない方がいいかもと第六感がピピッときた。
私は荷物を外に置いたまま、ドアを閉めようとしたらはっきりした声が聞こえた。
「いや、まずいよ。これを全部捨てて何かあったときに俺らのせいにされたら困る。一応、部長印があるやつだけ取っておこうぜ」
「前回の契約も他より五千万以上は余計な経費で計上してる。関係する請求書と領収書はどれだ?部長は気付いてないらしいから、とりあえず探してそれだけここに入れて隠しておこう」