俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛
第二章 一夜の過ち
社長のマンションは高層ビル四十五階建。

(こんな素敵な所に住んでいるんだ、私のボロアパートとは比べものにならない、もう出るのはため息ばかりだ)

「お帰りなさいませ、桂木様、今日はお客様とご一緒ですか?」

「彼女になってほしくて口説いてるんだけど、中々OKもらえなくて」

「そうですか?素敵なお嬢様ですので難しいかもしれませんよ」

「ご挨拶が遅れました、当マンションのコンシェルジュ横尾と申します、よろしくお願い致します」

「立木みゆと申します、桂木ホテルリゾート株式会社の社員です、社長の言う事真に受けないでくださいね、社長には彼女いるんですから」

「いねえよ、みゆへの気持ちは本気だから」

社長に見つめられて心臓の鼓動が早くなるのを感じた。

(ゆかりさんがいるじゃない、まったく社長は何考えているかわからない)




第二章 一夜の過ち


俺は休憩室でみゆと会った時、自分の目を疑った。

ずっと捜し求めていた女性が目の前にいたからだ。

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