俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛

「いえ、そうではありません、いつでもみゆ様が笑顔でいるためにはどうすればいいか考えておられました」

「私、廉也さんに会いに行きます」

「はい、ご一緒に戻ってこられる事願っております」

私は廉也さんに会いに与那国島へ向かった。

その頃、俺はみゆの行方がわからず途方に暮れていた。

そこへみゆが姿を現した。

俺は夢を見ているのかと目を擦った。

「廉也さん」

みゆは駆け出して俺の胸に飛び込んだ。

俺はみゆを抱きしめた。

「みゆ、東京に一緒に帰ろう」

「廉也さん」

私は頷いていた。

廉也は北山先生に自分の気持ちを打ち明けた。

「みゆと一緒に東京に帰る、いろいろ世話になった、感謝している」

「ちょっと待て、みゆちゃんは了承したのか？」

「ああ」

「そうか、わかった、もし今度みゆちゃんを泣かせたら許さないからな」

「肝に命じておくよ」

「あ、それから、みゆちゃんの血液検査の結果が出た、心配いらない、貧血があるが問題ないそうだ、しばらく薬は続ける方がいい」