俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛
「はい、みゆの夫の桂木廉也です」

受付でみゆの病室を教えてくれた。

廉也はみゆの病室へ急いだ。

ドアをノックもせずに開けた。

そこには愛しい妻のみゆがベッドに横になっていた。

「廉也さん」

廉也はベッドに近づき、みゆを抱きしめた。

「みゆ、大丈夫か、東城氏から一週間休みを貰ってきた、一週間ずっと一緒だ」
「本当ですか」

廉也はみゆの手の甲にキスを落とした。

「俺が詰まらない嫉妬をしたのがいけなかった、悪かった」

「私なんか、廉也さんの浮気を疑いました」

「えっ、俺は浮気なんか絶対にしていないよ」

「ホテルから出てきた廉也さんを見かけて、そのあとすらっとした美人がホテルから出てきたんです」

「絶対違うから、関係ないからな」

「高城さんから聞いて、私の誤解だってわかりました」

「俺もみゆもお互いに嫉妬してたんだな」

「だってそれだけ、廉也さんを愛していますから」

「みゆ」

廉也はみゆをぎゅっと抱きしめた。

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