俺に抱かれる覚悟をしろ〜俺様御曹司の溺愛
ビクッと反応して社長に視線を移した。

「みゆ、帰るぞ」

「あっ、はい」

私は社長の顔を見て、一瞬呼吸していなかった自分に気づき深呼吸をした。

龍司さんが突然現れて戸惑いを感じたが、私の気持ちは既に社長に向かっていた。

社長は車のエンジンをかけて車は発進した。

車内で沈黙が続いた。

車は社長のマンションに到着し、コンシェルジュの横尾さんが挨拶をしてくれた。

「桂木様、お帰りなさいませ」

社長は黙っていた。

「みゆ様、またお会い出来て嬉しゅうございます」

「いつもご丁寧にありがとうございます」

「みゆ、早く来い」

「あっ、はい」

「失礼致します」

コンシェルジュの横尾さんに挨拶もそこそこに、社長に着いてエレベーターに乗った。

部屋に入ると、社長は私の腕を掴み抱き寄せた。

部屋へ向かう廊下の壁に、身体を押しつけられ、唇を塞がれた。

激しく、まるで犯されるのではないかと思うほど社長の唇は首筋から鎖骨へ移動し、強く吸われた

「社長?」

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