副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない


「それじゃあさ、涼太の事教えて!
私、何もしらないじゃん?」

「確かにな。んじゃ、酒でも飲みながら話すか!シャンパン冷えてる。飲むぞ!」

「やったー!飲もー!!」

そして、ちゃちゃっと、チーズやサラミ、ピクルスと、チップスを出した。

また、ソファーに2人で並んで座る。

「「かんぱーい」」

「おいしー!!」

おお。喜んでる。喜んでる。

「何が聞きたい?」

「んー?どこで働いてるとか?」

「俺は、仕事は神楽コーポレーションの副社長秘書してる。歳は、33。
ああ。そう。あと、この家は、俺のだ。
実家がこの辺の不動産業してる。
俺は継がないけど、いくつか不動産もってて、あとは投資だな。だから、家賃はタダ。
これで納得したか?」

「神楽コーポレーションて、すぐそこの!?
すごいところで働いてたんだね!!
不動産と投資、、、
何だか知らない世界だわ」

「純平は、ああ。俺がついてる副社長な。神楽純平っていうんだけど、俺の2個下の従兄弟なんだよ」

「そうなんだ!!よく2人でカフェに来るでしょ?」

「知ってたのか?」

栄麻は首を横に振る。

「スタッフがいつも噂してたの!常連のイケメン2人組がいるって!!」

「ははは!噂されてたのか?俺たち。それは知らなかったな!んじゃ、今度から頑張ってカッコ付けていかないとな!」

「ははは!何それー!!そのままでも、涼太カッコいいじゃん!!」

クァっ!
出た!
無意識のショットガン。
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