副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない
「栄麻。漏らす前にトイレ行ってこい」
「漏らさないってば!」
そう言って、前みたいに素直にトイレに行くヤツ。
出てきた栄麻の手を引いて、栄麻の部屋まで行く。
今日買ったばかりの、枕とシーツがセットされて、ようやく本当に栄麻がここに住む事になったのだなと、実感する。
「ほれ。入れ。明日は仕事か?」
「うん。11時から19時までだよ。涼太は?」
「俺は休み。朝は少しゆっくりできるな。」
栄麻は大人しくベッドに入って、コクっと頷いた。
もう、眠たいのか目がしぱしぱ動いてる。
かわいいな。
「涼太、、、?」
「ん?」
あ、俺ウッカリ頭撫でとる
やべ
パッと手を離した
ははは
「おやすみ。栄麻」
「おやすみ。涼太」
そして、栄麻はニコっと笑って目を完全に閉じた。
危ねぇ危ねぇ
俺の気持ちは、バレてはならないんだから。
そうして、栄麻との1日目の生活が終わった。
はぁー。
今日は、良く寝れそうだ。
そうして、俺も自分の部屋のベッドに入った。