副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない

そのあと、涼太はTシャツを着てくれて、いろいろ話しながらお酒を飲んだ。

それがまた、楽しい楽しい。

涼太は、話し上手だし、聞くのも上手。

ギャーギャー騒ぐ私の事も、なんだかんだ笑って受け入れてくれる。たぶん。

だから、私もついつい遠慮せずに自分を出せるんだと思う。

一緒にいて、本当に居心地が良い。

イケメンは、心の器も相当デカいらしい。

じゃなかったら、そもそも誰かを家に住ませるなんてしないだろう。

そして、偶然でも、私を助けたりしないだろう。

ベッドだって。そう、ベッドだって、私からいつ連絡くるかもわからないのに、準備しててくれるような人だ。
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