副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない
ガバっっ!!!!!!
夢だ!!
あ、危ねぇ!!
フーっと深く息を吐き出す。
しずまれ。
落ち着け。
髪の毛をクシャッと握る。
どうなってんだよ一体。
やっと落ち着いてきた。
途中で起きてよかった。
最後まで夢の中だったら、相当ヤバかった。
はぁー。
大丈夫かな俺。
マヂで、気をつけないと。
本当に襲っちまう。
昨日、午後から栄麻が来たばかりというのに。
初っ端から、俺の頭の中はお花畑だ。
栄麻、、、。
栄麻が、同じ家にいる。
こんなにも、好きな人と一緒にいられる事が、嬉しいとは思わなかった。
こんなにも、好きな人に気持ちを伝えられない事が、苦しいとは思わなかった。
でも、離したくない。
絶対に。