副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない

「「「「いただきます」」」」
いい大人が、全員声を揃えて食べ始める。
ここは、合宿所かなんかか?

うめーうめー言って食ってる。
ッフ。あたりめーだろ。ナメんな。

簡単に、キノコとベーコンとほうれん草の和風パスタにした。
スープは、レタスのコンソメスープ。

そこからは、早く抱けだの、腰抜けだの、俺達をちゃんと紹介しろだの、言いたい放題だ。

誰がお前らを紹介するかよ。
ある事ない事言われそうでこえーわ。

仁は紹介したけどな。仕方なく。
ニヤニヤ気持ちわりーな!ったく。

「仁!ニヤニヤすんな。」

「俺は、エマちゃん、ちゃんと紹介してもらったもんねー。」

何の自慢だよ。

栄麻は、お昼食べたんかな?
弁当作るか?って聞いたら、まかないあるからって断られた。

だいたい2時前後に休憩らしい。
もうこんな時間か。
そろそろか。
心の中で、おつかれと言った。
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