副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない
「お前、ニヤついてんぞ。」
純平に言われてハッとする。
「お前、思い出してニヤつくくらい好きならもっとガッついていけよ。ジレったくてしょうがねーわ」
純平が言う。
「だろ?俺も、抱き潰せって言ったんだよ」
塁が言う。
「まぁまぁ。俺らが言わなくても、遅かれ早かれそうなるって」
仁が言う。
「うるせーな。ほっとけ。」
ったく。どいつもコイツも。
すると、リビングのドアが開いた。
「涼太?ただい、、、ま?」
「栄麻!?」
俺は慌てて、近づいた。
いつからいた!?
聞かれてたか!?
「携帯忘れちゃって!あはは!近いから取りにきた!お客さん?こんにちは!」
栄麻は、アイツらに挨拶した。
あいつらも立ち上がってゾロゾロこっちに歩いてくる。
こうなったら、仕方ない。
紹介するか。
アイツらも、それ待ちなのか横に並んで待ってるし。
壁かよ。