副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない
そして、栄麻をそっと広いベッドへ倒した。
月あかりに照らされ、栄麻が浮かび上がる。
栄麻の顔の横に両手を置いて、見下ろす。
「栄麻。俺。ずっと、ずっと好きだった。
ずっと、こうしたかった」
「私も、、私も、気づいたら、涼太の事、好きになってて、、、こうしてほしかった」
それを合図に、栄麻のメガネを外した。
「見えるか?」
栄麻はコクっと頷く。
「この距離なら、見える」
優しく微笑んだ。
「栄麻。好きだ。ずっと俺といろ」
そう言って、キスをする。
ゆっくりと。
今まで、何度この唇にキスしたいと思ったか。
何度も何度も角度を変えて、じっくりと味わう。
「ん、、、、」
そして、ゆっくりと栄麻の体をなぞる。
ずっと、こうして触りたかった。
何度も想像した。