副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない

「それじゃ、またねー!!」

そう言って、それぞれの車に乗って私たちの女子トーク宴会は幕を閉じた。

「涼太!!」

「なんだよ」

「楽しかった!!」

「おお。そりゃ良かったな」
涼太は優しく微笑んで、頭を撫でてくれた。

「友達できた」

「ああ。そうだな。」

「涼太!!」

「なんだよ今度は」
そう言って笑ってる。

「お会計してにゃい!!ない!!」

「ははは!呂律イカれてんぞ?大丈夫だ。あそこは純平がオーナーだから。麗ちゃんが誘ったから、付き合ってくれてありがとさんってよ。だから、会計は無し!」

「そなの!?ごちそうさまでしただ!!お礼しないと!!なんか、すごい人達と私はおともらちになったんだれ!!麗のおねーちゃんだったよ?」

「ん?なんだって?ほれ、まず着いたぞ!降りろ!」

「涼太!!」

「はいはい。おんぶな?」

笑っとる。そして、よくわかっとる。

「涼太!!」

「なんだよったく」

「大好きだお」

そして、ありがとうと涼太にキスをした。

-END-
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