副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない
純平達は、このままGWもたっぷり使ってハネムーンに入る。
俺もその間は、休みだ。
ラッキー。
すぐに帰国するのも何だから、少しグアムを楽しんでから帰る事にする。
仁と、麗ちゃんの兄である塁(るい)は同い年。そこにいつもなら純平が入る。
今日は、純平抜きで、俺たち3人だ。
塁とは、純平も仁も仲良くしてるから、自然と仲良くなった。
塁も、最初こそ俺が年上だということもあって敬語だったが、すっかりそれもなくなり、今では"涼太くん"と呼び、フランクに接する様になった。
日中はとりあえず、海に行ったり、適当にフラフラしたりした。
男3人じゃ、味気ないが、仕方ない。
夜は、パァーッと遊びにクラブに行く事にした。
誰か、いい子がいれば今日のお相手にでもなってもらおうかな。
相変わらず、そんな事を思う俺は、とことんバカなんだと思う。