副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない

「そーいえばさ、昨日来たよ!!あのイケメン2人組!!」
南は、またそんな事を言っている。

昨日は、私はフラワーショップだったので、カフェは休みだ。

「そーなの?また、見逃したなー」

「絶対、興味ないやつでしょ、それ」
すかさず、南がツッコむ。

南には言ってないが、これでも婚約者に振られたばかりの私は、到底新しい恋なんて、微塵も考えられないのだ。

どのスタッフと入っても、この話題は必ず出る。
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