副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない

そして、純平と並んでカフェに向かう。

「なぁ。お前さ、麗ちゃんに惚れた時どんな感じだった?」

「は?そんな話ししたかったのか?」

「いーから!」

まさか、ビシッとスーツを着た大男が並んで歩いて恋バナをしているなんて、誰も想像できないだろうが、そんな事は知らん。

「俺は、、、一目惚れだな。
見ただけで、勃った」

「は?お前、バカなの?勃ったら惚れんのかよ」

「俺は、麗以外には、反応しない」

「そういうもんか?」

「それが一番わかりやすいだろ男は」

「なんか、もっとさー、こう、胸が痛いみたいなさー、ないわけ?」

「なんだよお前。気持ちわりーな。
あとは、あれだ。
他の男。殺してやりたくなるな。独占欲だ」

「た、たしかに!初めて塁を見た時の純平、人殺しの顔してたな。ハンドルも握り潰す勢いだったしな」

塁。
お前、純平に殺されなくて良かったよ本当に。
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