副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない
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〜涼太side〜
もう14時か。
ちょうど、午後イチのミーティングが終わり、デスクに座る。
すると、知らない番号からの着信。
ッッッッ!?
花子か?!?
慌てて、取る。
「はい。冨樫です」
「、、、っ」
ん?
聞き返す。
「もしもし?」
「あっ、あの、、、」
この声は!!
「花子か!?」
「、、、そっ、そう!花子花子!
久しぶり!元気だった??」
なんか変な間があったけど。
ついに花子から電話がきた。
はやる気持ちを抑え
チラッと純平を見ると目が合い、顎でドアをさされた。
向こうで、話してこいってだな。
「すぐかけ直す。絶対でろよ?」
そう言って、一度切った。