副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない
気持ち悪い。
言ってる事も最低。
本当に。
怖いよ!
「やめて!離して!!」
力の限り振り解こうとするが、男の進には敵わない。
「栄麻!俺とやり直してくれ!!」
ヤダヤダヤダヤダ!!
本当に勘弁して!!
涼太!!助けて!!
目を閉じて、心の中で叫ぶ。
「おい。やめろ。俺の女に手出すな」
涼太の声!?でも、怒気を含んでいてかなり低い。
かと思ったら、その人は進の腕を一気に捻り上げた。
そして、痛がりわめき散らす進をよそに
「待たせたな」
そう言って、私の頬にキスをした。
涼太、、、?
あの時と、一緒だ。
記憶が一気に蘇る。
うそ、、、。
この人だったの、、、!?