副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない
栄麻は俺を男として見ていない。
俺が、こんな風に思ってるなんて知ったら絶対に、一緒に住んでくれなくなる。
なんとしても、隠さないと。
それでも、栄麻を近くにおいておきたい俺は、
やっぱり相当ヤバいと思う。
「どれ。栄麻。明日仕事、朝からなんだろ?
そろそろ帰るか?送ってく」
「うん。ありがと!
覚えてないけど、今日は自分で歩けるよ!!
あはは!!」
なんて言って、すっかりご機嫌だ。
明日から楽しみだ。