副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない

すると、涼太は一番奥のガラスの扉を開けて

「こっちがリビングな」

そう言って、ガラガラとまだスーツケースを押している。

そこには、一面ガラス張りになったパノラマの世界が広がっていた。

リビングダイニングで合わせて30畳は余裕で越す広い空間だった。

開いた口が塞がらないとはこの事か。

「す、すごい、、、」

キョロキョロとする私を、涼太は

「首取れんぞ」

とか言って、変わらず笑ってるし。
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