副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない
「ごめんて!!涼太!!メモあったのわかんなかったんだってば!!記憶も飛んでたし!!これでも見つけて、すぐ連絡したんだから!!ね!?」
フンっ
涼太まだ、ふくれてるよ。
ははは
「涼太くーん?おーい!!
本当、ごめんね。
準備してくれて、ありがと!
買い物、連れてってくれる?」
涼太を見上げた。
私を見下ろす涼太と目が合うと、涼太はフッと笑って
「そだな!行くか」
と言って、玄関に向かった。
私も急いでバッグを持って涼太と部屋を後にした。
私はてっきり、ホームセンターとかそういう所に行くんだと思ってたら、涼太は何故か私をアパレルショップへ連れてった。
「涼太?何買うの?」
「ん?栄麻の服。お前、あれじゃ流石に足りないだろ」
まぁ確かに。んじゃ、ちょっと付き合ってもらうか!!