副社長秘書は溺愛彼女を囲って離さない
そして、さんざん涼太を振り回した挙句、お会計までしてくれた。
「涼太!散々付き合ってもらったのに、買ってもらっちゃって。私、自分で買うつもりだったよ?本当にいーの?」
「いーんだよ。
引越し祝いだと思って、もらっとけ」
「ありがとう!!でも、新しい家がみつ」
「栄麻。次はどこいく?もう少し服みるか?」
涼太が、さえぎった。
たまたまかな?
運転してるしね。
行き先、決めなきゃだもんね。
私は、そうなふうに思ってあまり気にする事もなく流した。